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第91回日本整形外科学会学術総会

2018年5月24日(木)〜27日(日)

ご挨拶

第91回日本整形外科学会学術総会の開催にあたり

会長 遠藤 直人

第91回日本整形外科学会学術総会
会長 遠藤 直人
(新潟大学大学院医歯学総合研究科 機能再建医学講座 整形外科学分野)

第91回日本整形外科学会学術総会を平成30(2018)年5月24日(木)から27日(日)まで神戸コンベンションセンター(神戸市神戸ポートピアホテル、神戸国際会議場、神戸国際展示場)で開催いたします。

本学術総会のテーマは『学びと協働:社会への貢献』です。

日本は急速に高齢化が進み、いまや人生90年、もうすぐ人生100年(百寿)の時代となるでしょう。それとともに加齢に伴う疾患、障害への対応は喫緊の課題となっております。特に整形外科医が診療を担当する運動器疾患や障害は自立を損なう点で健康寿命の主要な阻害要因です。したがって運動器を百寿まで維持することは自立した生活を送ることにつながるもので、まさにここに整形外科医の果たすべき役割があります。本学術総会では多くの臨床医、研究者からのご講演や会員の発表があります。この機会に最新の知見を学び、意見交換をすることで 自らが学ぶ機会にしていただきたいと思います。

さらに骨・関節、脊椎・脊髄等に運動器の障害を有する高齢者の方はそれだけではなく、他に内臓器障害、認知機能障害、摂食嚥下障害、感覚器障害を併せ持っております。加えて不十分な環境で生活せざるを得ず、介護・福祉の手助けが必要な方も多くおられるところです。したがって整形外科医として患者さんの診療にあたるとともに、医療・介護・福祉に関して関連職の方々と共に協働してあたることが重要です。

整形外科医は高齢者だけではなく、小児から成人をも対象にしております。乳児から百寿まで、いわば人生100年を診ているともいえます。乳児検診、学童(学校)検診、スポーツ活動における検診と指導、成人以降の骨・関節(ロコモ、骨粗鬆症)検診などにも積極的に関わり、早期発見と予防に努めております。整形外科医が整形外科医としての役割を認識し、積極的に社会に向けての活動を行うことも必要で、それがひいては社会への貢献につながると考えます。

私ども新潟大学にて開催を担当いたしますことから新潟県(越後長岡藩)に伝わる「米百俵の精神」を引き継ぎ、協調性豊かな人材を育成し、健康長寿社会の実現を見据えた学術総会にしたいと思っております。2018年5月神戸での開催です。大勢の方のご参加をお待ちしております。


会長 遠藤 直人


公益社団法人 日本整形外科学会
理事長 山崎 正志

第91回日本整形外科学会学術総会が、新潟大学の遠藤直人教授を会長として、2018年5月24日から27日の予定で、神戸市で開催されます。

日本整形外科学会は、1926年(大正15年)に創立されました。 そして、同年に第1回の総会が開催され、学会雑誌が創刊されています。 それから90年余の時を経て、創立時に118名であった会員数は、現在では2万4千名を超え、世界でも有数の規模の運動器関連の学会へと発展してまいりました。

創立以降、毎年開催されている学術総会は、学会員の研究成果の発表や討議を通じて整形外科学の発展に寄与してまいりました。 そして、会員相互の有意義な交流の場としても大きな役割を果たしてまいりました。 創立から今日に至るまで、常に新しい知識や技術を取り入れ、社会のニーズに応えようと努力を積み重ね、整形外科学の発展に多大な貢献をされてこられた諸先輩方に、心からの敬意と感謝を申し上げる次第です。

遠藤直人会長は、第91回学術総会のテーマを「学びと協働:社会への貢献」と定められました。 整形外科学全般にわたっての素晴らしい業績を、本邦のみならず世界へ向けて発信し続けてこられた遠藤会長ならび新潟大学整形外科学教室が担当される学会にふさわしい、すばらしいテーマであると思います。

超高齢化社会を迎えている本邦におきましては、健康寿命を延ばすことが重要な課題であり、そのためには運動器の健康が何よりも大切です。 日整会といたしましては、日本臨床整形外科学会、日本整形外科勤務医会の先生方と力を合わせて、ロコモティブシンドローム・運動器症候群の予防および治療に、現在、全力で取り組んでいるところでございます。 一方、このような重要な課題を抱える中、本邦の医療を取り巻く環境は、楽観的なものではございません。 財源やマンパワーが限られる中で、わたくしどもは超高齢化社会の医療に、時期を逸することなく適切に対応して行く必要がございます。 その意味で、わたくしどもには、今、「学びと協働:社会への貢献」の精神が求められていると言えます。

このテーマのもとに、遠藤直人会長を先頭として、新潟大学整形外科学教室の諸先生、日整会学術集会運営委員会などの関係各位の尽力により準備が進められています。 開催地である神戸は、海と山に囲まれた日本有数の観光都市です。 多くの皆様の参加を期待しております。

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